バンコクのクラフトビール事情 (3)

published on 2014-11-14

タパスも楽しめるBeer Bridge

Beer Bridge

アソークのCRAFTが9月にオープンなら、こちらはもっと新しい10月にオープンしたばかりという、正に出来たてのクラフトビール・バーthe Beer Bridgeです。

チットロムのthe Beer Bridgeは、元々Line-Upというビストロがあったところなのですが、オーナーがトンローにある有名なフレンチSurfaceのシェフと手を組んで改装、クラフト・ビールとタパスにフォーカスを当てたバーにリニューアルしたということです。

それを売りにするだけのことはあって、ビールの品揃えは正にワールドワイド、ヨーロッパ、アメリカからニュージーランド、日本まで。


Beer Bridge

いくつか気になったのを挙げると、Chapeauのランビック・フルーツが3種類、ヤッホーブルーイングのインドの青鬼と水曜日のネコ、常陸野ネスト6種、ニュージーランドのクラフトビールTuatara、そして、アメリカのクラフトビールからはAnderson Valley, Deschutes, Rogueです。

ドラフトではアサヒ、ハイネケン、シンハーと並んで、Deschutesから2銘柄、ChainbreakerとRiver Aleがありました。
Chainbreakerはなんと小麦を使ったホワイトIPAになります。今にして思えば、これを飲めばよかった。輸入代理店のどなたか、ぜひ日本に入れてください。


Beer Bridge

The Beer Bridgeで飲んだのはBrewDogのDead Pony Club、セッション系IPAなんでしょうか、アルコール度が少し低めでありながらホップの香りと苦味が強く、スパイスの効いたタパスなどによく合います。

The Porticoというショッピングモール内にあるthe Beer Bridge、10席ほどのカウンターと50人以上は入れるテーブル席からなる店内の他に、モールの吹き抜けに出されたオープン・テーブル席もあります。
また、オープンスペースにはビールサーバーや、ケージに入れられたビール瓶のオブジェなども並んでいました。


Beer Bridge

場所はバンコクでも指折りの高級スポットであるランスアン通りに、BTSのチットロム駅側から入って200mほどのところにあるthe Porticoの1階です。
駅からはスカイウォークで真っ赤なショッピングモールthe Mercury Villeに直結、1階に降りてローソンの横から通りに出て、左に曲がればすぐのところにあります。

ランスアン通りには他にも高級感あふれるレストランやカフェ、ホテルやコンドミニアムがずらりと並び、チェーン店のコーヒーショップひとつとっても緑の生い茂る庭に囲まれたおしゃれな空間であったりする、その一方で、角を曲がれば昔ながらの食堂もあるし、歩道に並んだ屋台も大盛況という、最先端と伝統のバンコクが同居している、観光客にもおすすめのスポットです。

kiyora

author : kiyora
my favorite beer : Dead Pony Pale Ale