ベルギービールウィークエンド2014東京
published on 2014-09-08
六本木ヒルズアリーナで開催中のベルギービールウィークエンド東京2014。
今年も名古屋を皮切りに、福岡・大阪・横浜・仙台と各地で大好評のうちに開催されてきたベルギービールウィークエンド(BBW)ですが、とうとう最終開催である東京会場まで回ってきました。
DuvelのトリプルホップとRochefort 8
その初日9月4日木曜日、我々びあトモスタッフも熱気あふれる会場におじゃましてきましたので、そのときの様子をレポートします。
BBWは毎年テーマカラーが決まっていまして、今年はグリーン。BBWオリジナルグラスにもグリーンでBBWのロゴとデザインが施されています。
年ごとにデザインとカラーの異なるオリジナルグラスは、びあトモスタッフの1人収集マニアも毎年狙っているコレクターズアイテムでもあるのです。
さて、チューリップ型をしたビールの香りが引き立つオリジナルグラスに、先ずはDuvelのトリプルホップとRochefort 8からスタート。泡はもちろんツーフィンガーで。
開場は16時、早い時間から美味しいベルギービールを求めてかなりの人出です。
こういったビールのフェスティバルに行くと毎回思うのですが、平日でもまだ明るいうち、かなり早い時間帯から会場は結構な人で賑わっていて、「残業後のおじさんたちが飲み屋でとりあえずビール」とは異なるビール文化が日本にも根付きはじめている感があります。
我々びあトモもビール文化の浸透に貢献できるように頑張らねば。で、何をするかというと、とりあえず今日も飲みます!!
辺りが夕闇に包まれる18時半、さらに多くの人が来場して盛り上がってきたところで、オープニングセレモニーが始まりました。
セレモニーではBBWの名誉実行委員長でもある駐日ベルギー王国大使リュック・リーバウト大使からの開会の辞、小西酒造の小西新太郎社長、日本・ベルギー協会の草刈隆郎会長のご挨拶の後、おなじみBBGのお三方も加わって乾杯。
さすがはアジア最大級のベルギービールのイベント、顔ぶれも豪華です。グラスにはみなさん異なるタイプのビールが注がれているのが分かりますか。
そう言えば、今年の大使からのご挨拶はなんと日本語。日本語で会場にいた全員がベルギービール広報大使に任命され、職場や家庭で友人・知人にBBWを広める任に就きました。
客席とステージをぐるりと囲むように配置されたベルギービールの販売スタンド、ビールストリート。
東京会場では64種類のベルギービールが登場、その内の6種類がBBW初登場ということなので試さない手はありません。
BBWではベルギービールがピルスナー、ホワイト・ビール、トラスト・ビール、アビィ・ビール、ランビック・ビール、レッド・ビール、フルーツ・ビール、ゴールデン・エール、セゾン・ビール、スペシャル・ビールの10種類に分類されています。
そして、フルーツ・ビールはピンク、レッド・ビールはレッド、ゴールデン・エールはイエローなど、それぞれに分かりやすいテーマカラーを決めて、ビール販売ブースでもビール銘柄をそのテーマカラーで表示することで、同じタイプのビールをいろいろ飲み比べたり、あるいは、様々なタイプを試してみたりと、その人に応じた楽しみ方の一助となるように工夫されています。
もちろん、販売ブースに立っている店員さんたちの中にはその道のプロ、ベルギービールに詳しい人もいますから、どれを飲んだらいいのか迷ったら相談してみてください。大まかな好みを伝えて選んでもらうもよし、お任せでおすすめを教えてもらうもよし。
ベルギービールは奥が深すぎて分からないという方でも楽しめるようになっています。
なお、BBWはコイン製となっていて、スターターセット3,100円でオリジナルグラスとコイン11枚がついてきます。そのコインをブースに持っていてマイグラスに注いでもらうという仕組みです。
必要なコインの数はビールや料理の種類によって異なりますが、スターターセットのコイン11枚でだいたいビール2杯とフード1つぐらいになります。もちろん、それだけでは飲み足りないという人のために追加のコインも販売しています。びあトモスタッフも3回ぐらい追加購入してしまいました。
時間も遅くなってくると、初日からご覧の賑わい。
ステージ上ではBBG(ベルジャン・ボーイ+ガール)の3人、紅一点のパスカルさん、ベルギー観光局ワロン・ブリュッセルの局長ダミアンさん、フランダース政府貿易投資局のティムさんが、今年も例年通りステージ上で会場を盛り上げてくれます。
東京会場の初日は残念ながらステージでの演奏がありませんでしたが、毎夜繰り広げられるベルギー人アーティストのライブもBBWの魅力の1つ。ベルギー本国なら単独で大きな会場が埋まるようなビッグアーティストのライブステージが、なんと日本で、しかも無料で見られるのです。
びあトモスタッフの1人も去年、Arnoのライブを見てその渋い魅力に一発でファンになり、その日のうちにCD購入したほどです。
今年もArsenalを筆頭に、熱狂のライブ公演が予定されています。
さて、会場内にはその場で飲むためにBBWオリジナルグラスに注いでくれるのとは別に、お土産用にお持ち帰りビール販売コーナーもあります。
もちろん、会場で飲んで美味しかった銘柄を買ったり、いつものお気に入りを買い足したりと、1本単位で購入することも可能ですが、びあトモのおすすめは各種ベルギービール・セットです。
デュベル、ヴェデット・エクストラ・ホワイト、リーフマン、オルヴァル、グーデン・カルロス・クラシック・ブロンド、ドゥシャス・デ・ブルゴーニュの6本が入った、お得な「初めのい〜っぽ!飲み比べセット」でいろいろと楽しむもよし、3本組みの「小西新太郎氏オススメセット」や「佐藤ひとみ氏オススメセット」で奥深い世界に踏み込むもよし。
小西新太郎社長とベルギービール広報室の佐藤ひとみ室長はお二人とも、日本には数人しかいないベルギービール騎士。このお二人のセレクトによるオススメセットは正におすすめです。
専用グラスも販売していますので、お気に入りのビールとセットで買って帰るという手もあります。
最後におまけの画像を。
まずはベルリンから帰国したびあトモレポーターのあなご君。実にうまそうな顔して飲んでいます。彼が飲んでいるのはセーフ(Seef)。取材に参加したスタッフ内で何度もおかわりしたほどのお気に入りでした。
画像中央にどで〜んとましますは、ヴェデットのシロクマのぬいぐるみ。ヴェデット・エクストラ・ホワイト1本とのセットで3,000円。ほ、欲しい〜。
動物好きの私、会期中に買ってしまわない自信がない…。
右端はベルギー発祥のビールに最高に合うおつまみフリットです。写真はオブジェですが、ベルギーでは町中の至るところで見かけるフリットの屋台フリットコット(fritkot)、無形文化財にも登録されて正にベルギーの食文化を代表する存在であるフリットコットが初登場です。
日本のフライドポテトとはひと味も二味も違う、サクサクホクホクのフリットにたっぷりとマヨネーズをかけて召し上がれ。
ちなみに、びあトモのお勧めはアリッサソースを持参してマヨネーズに加えて、即席サムライソースで食べることです。レモンの汁を数滴垂らせれば完璧ですが、マヨネーズとアリッサソースだけでもけっこういけます。六本木なら輸入食材を扱うお店にも事欠かないので、BBW会場入りする前に探してみてはいかがでしょうか?
ベルギー観光局ワロン・ブリュッセルの局長にしてBBG(ベルジャン・ボーイ+ガール)の
メンバーでもあるダミアンさんとBBGの紅一点、毎年素敵なパスカルさん
駆け足でレポートしましたベルギービールウィークエンド東京2014、9月15日(月)の祝日まで連日開催中です。まだ会期半ばなので、まだ行ってないという方はぜひ足を運んでみてください。
そして、もう行ったよという方は、もちろんお分かりですね、また行きましょう。びあトモスタッフの中にもすでに初日と週末の2回BBWに行ったメンバーがいますし、まだまだ行くつもりです。
それではみなさん、六本木ヒルズアリーナの会場でお目にかかりましょう。
ベルギービールウィークエンド東京2014
- 会場 :
- 六本木ヒルズアリーナ
- 会期 :
- 9月4日 (木) 〜9月15日 (月)
- 時間 :
- 平日 16:00 – 22:00 土・日・祝日 11:00 – 22:00 (最終日のみ21:00まで)
- ラスト・オーダー :
- 終了時間30分前
author : kiyora
my favorite beer : Dead Pony Pale Ale